2015.08.22更新

 夫婦には,法律上,お互いの生活を支える義務がありますが,これは夫婦仲が悪くなり,別居した場合にも同様で,その義務は基本的に離婚が成立するまで続くことになっています。このときに払われるお金が「婚姻費用」です。

 

 これは,特に専業主婦となっていた妻にとって重要な問題です。別居しても,夫の経済的な援助がなければ生活が難しいケースが多いからです。

 

 このような場合,妻は,夫に対し,別居後すぐに婚姻費用を請求するべきです。一般的に,婚姻費用は請求した日から支払義務が生じると考えられているからです。

 

 しかも,その請求は書面で残っていることが好ましく,相手とすぐに交渉ができなかったり,話し合いがまとまらない場合には,裁判所に調停をすぐに申し立てましょう。そのような対応をしないで,無駄に待っていると,下手をすれば,もらえる婚姻費用をみすみす逃してしまうことになってしまいます。

 

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投稿者: 弁護士 野澤哲也

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